[2959] 画像タイトル:(無題)
(無題)
名前:オシあロスコープ プローブでググレかすw
投稿日:2018年01月01日 17:50:26 No.2959001
「朝鮮紀行」("Korea and Her Neighbours")に書かれている 李朝末期(約100年前)の朝鮮の姿は凄まじい
・貨幣制度が(ほとんど)ない。 ・ソウルは世界有数の汚く悪臭のする都市。 ・一般民衆の住む場所は藁葺きのあばら屋で、通りからは泥壁にしか見えない。 ・道はとにかく悪い。
Bird が見たSeoul 都会であり首都であるにしては、そのお粗末さはじつに形容しがたい。 礼節上二階建ての家は建てられず、したがって推定25万人の 住民は主に迷路のような道の「地べた」で暮らしている。
路地の多くは荷物を積んだ牛同士が擦れ違えず、 荷牛と人間ならかろうじて擦れ違える程度の幅しかない。 おまけに、その幅は家々から出た糞、尿の汚物を受ける穴か溝で狭められている。
酷い悪臭のするその穴や溝の横に好んで集まるのが、 土ぼこりにまみれた半裸の子供たちと、疥癬もちでかすみ目の大きな犬で、 犬は汚物の中で転げまわったり日向でまばたきしている。
ソウルの景色のひとつは小川というか下水というか水路である。 蓋のない広い水路を黒くよどんだ水が、かつては砂利だった川床に堆積した 排泄物や塵の間を悪臭を漂わせながらゆっくりと流れていく。 水ならぬ混合物を手桶にくんだり、小川ならぬ水たまりで洗濯している女達の姿。
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