[5] 画像タイトル:(無題)
ボクのハニーは爆乳爆尻(1)
名前:巨女風呂
投稿日:2010年03月01日 17:59:16 No.5001
不定期連載です
東北地方にもようやく春がやってきた。吹く風も春のようにあたたかい朝のこと。 春川市は北上川の中流に位置する人口8万人ほどの小さな市である。以前は高校が2つあったが、統廃合によって3年前に春川高校に統一された。 その春川高校で英語を教えている尾崎亜希子は軽やかな足取りで学校に向っていた。今日は始業式である。 足取りが軽やかなのは理由がある。春川高校の不良グループが隣の金崎高校相手に喧嘩をふっかけ暴力沙汰になり、強制退学となったからだ。 (若松くんもあんなことが無ければきっと退学になっていたわね) 亜希子はそう思った。若松は不良グループの番長的な存在で亜希子も教師として何度も手を焼いたことがあった。 だが、春休み直前に正月の福引セールで当たった沖縄旅行に出かけた際、乗っていた飛行機がエンジントラブルを起こし、乗員乗客390人を乗せたまま東シナ海に消えていったのだ。若松はいっぺんに両親を失ってしまったのだ。 その若松を引き取ったのが亜希子であった。もともと若松の遠縁にあたり、人一倍彼の行く末を案じていたこともあって他の親戚は亜希子に同意的であった。学校は渋ったが、亜希子には晴美という妹がいて、新金崎駅前でスイミングスクールを開いていた。二人とも物凄いグラマーな体躯で若松一人が挑んでも勝てるものではなかった。 こうして若松以外のメンバーは退学となり少年院送致が決まった。当分の間は出てこれないだろう。 「先生、おっす」 亜希子が振り向くと髪の毛をきれいに整え、詰襟をきちんとした若松がいた。もはや不良の微塵も感じられない。 「おはよう」 亜希子も笑顔で言う。ここでは普通の先生と生徒である。それは互いに了承していることだ。 「洗い物をしてたら遅くなって。だって二人とも凄い食欲だから」 「ふふ、若松くんの手料理がおいしいんだもの。また太っちゃうわ」 同居してみて若松の料理の腕に目を見張った。プロレベルといってもいいほどだ。味付けもなかなかのものだった。 「それにしても二人とも料理のドヘタぶりにはほとほと呆れましたなあ」 「コラ、それは秘密よ。でもいい料理人を手に入れたわ。お代はちゃんと私たちのお肉で支払っているでしょ。君ってアッチもすごいのね」 「せ、先生。それ以上はマズイよ……」 慌てた若松が言った。 「ふふ、そうね。さあ急がないと遅刻しちゃうわよ」 そういうと亜希子は若松の手をとると走り始めた(つづく)
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