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私には小学校のときにすでに彼氏がいました。
卒業まであと半年というときに、コクられた（？）みたいな。
彼氏と言っても小学生ですからね・・・周囲の冷やかしもあって
恥ずかしくて話すこともできなくなりました。

卒業後、私は地元の中学には進まず県外の中高一貫校へ進学し、
親類の家から学校に通うことになりました。
彼とは別れ際の挨拶もなく、そのまんまです。
夏休みや春休み、地元に帰省した際には女の子の友人とは会っても
彼と会うことはありませんでした。
私には中学で彼氏がいたこともあり（長続きしませんが）、そのことは
人づてに彼にも伝わっていたし、多分、
あんなヤツ、もう好きじゃない！
・・・くらいは言われていたんじゃないかな（苦笑

会いたい
彼から連絡があったのは、間もなく高校部に進学するという頃です。
（彼は高校受験が終わった直後）
自分の携帯の番号を彼に教えていたことなんて忘れていました。
アドレスが変わっていたから、メールが送れなかったって。

昔からそうだったけれど、普段は明るくておもしろい人なのに、
私の前では全然話せなくなる。
このときの電話も声を振り絞るような感じで・・・会ったって
何を話せばいいのか、話せるのか、ちょっと憂鬱な気分でした。
そうでした。
彼のことは好きだったけれど、この気まずさに嫌気がさしたんだった。。。

それでも、彼に会ってみたい気もした。
３年間会っていない。。。どんなになっただろう？
きっと背も高くなっただろうな。
話ができなくて気まずくなれば、さっさと別れればいい。

彼は私を直視できない。
会った時間は夕暮れ。もともと長く一緒にいるつもりはなかったから。
すぐ帰る口実ができるようにこの時間にした。
人目につきたくなかったから、さびれた公園を待ち合わせにした、
だから、こんなことになったのかもしれない。
思い切ったように抱きしめられた。
ずっと会いたかったこと。
私が大人っぽくなっていてびっくりしたこと。
誰にも渡したくないってこと。
私の耳元で、やっぱり搾り出すような声でささやいた。
体が熱くなる感覚。
初めてのキス。
最初は遠慮がちに・・・やがてディープキス。
彼の手が私の胸に触れた。手の動きも、息遣いも荒くなってきて
怖くなってきた。

もう帰らなきゃ。。。
そう言ったのは、怖かったことと、これ以上遅くなれば母に
叱られるのは、本当のことだったから。

また会える？
そう言って電話があったのは、３日後のことでした。
うん。。。
ほんとんど話もしていない。
なのに、キスもした。体にも触れられた。思い出すたびにドキドキした。
それは彼も同じだったと思う。

彼の家に行くということがどういうことなのか、薄々わかっていました。
期待していたといってもいいかもしれません。

私は発育の遅い子でした。間もなく高校生になるというのに、
生理がはじまって１年未満。
胸だって、まだまだ小さく。大切な部分の毛も薄い。
こんな貧相な体を見られるのは恥ずかしかった。
ディープキスをしながら、脱がせようとする彼に抵抗した。
昼間だもの。カーテンを閉めていたって十分明るい。
それでも彼は綺麗だと言ってくれた。
乳房にそっとキスをしてくれた。
彼の息遣いも、キスもだんだん激しくなっていった。
乳房にあった手がもっと下へ降りていく。