[1279] 画像タイトル:(無題)
東野圭吾ミステリー
名前:赤い指
投稿日:2012年01月13日 19:26:46 No.1279001
これは、加賀恭一郎(阿部寛)が人形町に赴任する、約2年前のお話――。
闘病生活を送る加賀恭一郎の父・加賀隆正(山崎努)のもとへ、松宮脩平(溝端淳平)が見舞いに訪れていた。捜査一課に配属になったばかりの甥から、近況を聞き出す隆正――。そんな隆正の“束の間の楽しみ”といえば、担当看護師との将棋であった。 松宮が足繁く病院に通う一方で、実の息子である恭一郎は、一向に隆正を見舞おうとはしない。そんな従兄弟の姿に、松宮は不信感を覚えていた。
とある日の夜のこと。 仕事中のサラリーマン・前原昭夫(杉本哲太)は、今日も自宅に帰るのをためらっていた。家に帰れば認知症の母親と、いつからか口も聞かなくなってしまった家族がいる…。そんな事実が、昭夫の心に重くのしかかっていた。と、そこへ、普段なら電話をかけてくるはずもない妻・八重子(西田尚美)からの着信が――。電話に出ると、八重子はいつになく取り乱しており、「とにかく帰ってきて欲しい」という。嫌な予感を胸に抱きながら、自宅へ戻った昭夫が庭で目にしたものとは――見知らぬ少女の遺体だった! 状況を掴めぬまま八重子を問い詰めると、どうやら少女の死に息子・直巳(泉澤祐希)がかかわっているという。八重子に背中を押され、「家族を守るため」に昭夫がとった行動とは…!?
そして、この事件を担当することになった加賀と松宮は、コンビを組むことに。 『家族』とは何なのか。「平凡な家庭」に起こった悲劇を通じてみえてくるものとは――!?
|