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３５歳のまり子（斉藤慶子）は結婚と離婚を経て、司法試験に合格した新人弁護士。
まり子の家族は、母の和美（岸田今日子）を始め、２人の妹であるりえ子（田村英里子）、みな子（磯野貴理子）も全員弁護士だ。
“遺言状作成”の仕事を思いついたまり子は雑誌に広告を出すことに。
まもなく、須藤（細川俊之）という男がまり子に仕事を依頼。
報酬はなんと１０００万円。
ただし、作った遺言状を彼の妻と３人の子どもたちに納得させることが条件という。
「何かウラがあるに違いない」というりえ子やみな子の反対を押し切り、まり子は仕事を引き受けるが……