画家の安津子は、夫の和也には軽井沢にスケッチに行くといって家を出た。実は親友の茂美の夫・金井の待つ那須へ向かった。不倫の相手だ。コテージに着くと金井が首をしめられて死んでいた。部屋に香水の香りが残っており、安津子はその香りを以前かいだことがあったが、どこでだか思い出せない。安津子と金井の関係は発覚せず、犯人もつかまらなかった。