旅行作家の茶屋次郎は、週刊誌連載の取材旅行のため、副編集長の山倉晋吉、編集者の中村咲江と長野県を訪れていた。長野を流れる天竜川の取材中に、咲江の同級生・堤一郎の死体が発見される。事件現場傍には、咲江が持っていた木製の飾りが落ちており・・・。