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女と愛とミステリー
名前:最後に愛を見たのは
投稿日:2012年04月29日 17:33:55 No.2830001
コマーシャルの制作会社に勤める青山鎮夫は、モデルの角加代子と婚約関係にあった。しかし青山には、以前結婚していた妻・理枝との間にもうけた昇という名の八歳の男の子がいた。昇は、近所に住む同級生の女の子、ミドリと仲が良かったのだが、昇もミドリも加代子には全くと言っていいほどなつかない。ある日、青山は、昇とミドリ、そしてミドリの母・森口冴子を誘って、真鶴にある別荘に行くことを計画する。ところが、青山と婚約関係にある加代子のことを気遣い、冴子は一緒に別荘へ行くことを断るのだった。仕方なく青山は、昇と二人で真鶴へと向かった。眼下に相模湾が広がる別荘の中へ入っていき、青山は愕然とする。なんと室内で、白目を開けた加代子の死体を発見したのだ。警察の調べによれば、死因は薬物中毒による心臓麻痺。現場に残されていたウイスキーの中から、亜ヒ酸が検出されたという。さらに、解剖の結果、遺体の胃袋から未消化の焼きそばが出てきたが、加代子が別荘で焼きそばを食べた形跡はなかった。果たして、誰が加代子を殺したのか?
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