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警視庁捜査一課の村岡刑事（錦織一清）は大学の友人・柴崎雅樹（中村麻沙希）の妹の葬儀のために神戸に行った。彼女は元証券マン・戸越光明（廣田高志）に失恋し自殺したのだ。葬儀で出会った大学時代のマドンナ・野本由加（橘ゆかり）から柴崎と戸越が対決するという話を聞き、気になった村岡は翌朝、その現場であるポートピア公園内「みなと異人館」へ行ってみた。すると柴崎がすごい勢いで走り去り、あとに戸越が死体となって発見された。柴崎は直ちに指名手配された。
ところがその戸越が一週間前に東京で起こった宝石店強盗二人組の片割れであることが判明。村岡は先輩・八木沢警部補（植木等）と共に捜査を開始した。やがて戸越の相棒として同様手口の前科のある安野良成（内田直哉）が浮かんだ。安野は小料理屋のママ・藤沢圭子（未來貴子）と同棲しており、事件当夜のアリバイは圭子が証言していた。そんな時、 姿をくらましていた柴崎がマンションで転落死体となって発見された。全ては強盗事件に繋がると考えた八木沢と村岡は、やがて由加を有力容疑者として割り出すが・・・。