[3658] 画像タイトル:(無題)
火曜サスペンス劇場
名前:加賀金沢殺人事件
投稿日:2012年09月16日 09:22:24 No.3658001
老舗呉服店の若女将・酒井篠子(山崎優子)の変死体が見つかった。 続いて、呉服店と付合いのあった住職・野々垣念照(頭師孝雄)も何者かに殺された。 加賀友禅の工房で修行中の宮之原紗代(長谷川真弓)は、 地元の事情に疎い刑事の父・宮之原昌幸(夏木陽介)に頼まれてその捜査に協力することになった。 篠子には家宝・古九谷の花入を勝手に持ち出して金に変えているという悪い噂が流れていた。 紗代と昌幸はその真偽を確かめるために、酒井家の主人・酒井承之助(佐藤慶)に話を訊いてみた。 承之助によると、古九谷の花入以外にも掛軸や能面などが紛失しているのだという。 篠子は発展家で、男の噂が絶えない。 事件の夜も、愛人の橋本等(内田直哉)と会っていたことが判っている。 しかし、橋本は一緒に食事を摂っただけでその後篠子は別の誰かに会いに行ったと容疑を否認した。 そんな時、今度は酒井家の大女将・酒井世津(星野晶子)が殺される事件が発生した。 酒井家の婿養子で世津とは折り合いの悪かった若主人・酒井誠一郎(下塚誠)に容疑が掛った。 誠一郎は、愛人・篠崎佐和子(島村佳江)と一緒にいたとアリバイを主張した。 昌幸は佐和子に話を訊いてみた。 佐和子によると、誠一郎と妻・篠子は仮面夫婦だったらしい。 そして、マンションの購入資金にと誠一郎から高価な能面を譲り受けていたことを打ち明けれくれた。 老舗呉服店・酒井家から次々家宝が紛失しているのを、主人の承之助はどうして黙認していたのだろう? その後、世津の兄で大学教授・瀬崎(森山周一郎)の車中から血の付いたブルゾンが発見された。 瀬崎は容疑者として逮捕されるが、昌幸は真犯人は別にいると睨んでいた……
※テレビ大阪広報資料は恐らく原作のダイジェストで、このドラマ版とは内容が食い違っている。 ドラマ版には死体が黒百合を咥えているという描写がない。 また、刑事の相棒は婦警ではなく染物修行中の娘という設定。
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