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出身校富士医科大学の付属病院に勤める女医・桐島翔子（麻生祐未）には同じ大学を目指す二浪の弟・秋男がいたが今年も落ちてしまった。秋男を後継者にと期待していた開業医の父・太郎（山田吾一）は、その夜秋男が通っていた予備校の理事長・北斗（斉木しげる）に会いに行ったが、その直後路上で死体となって発見された。さらに、その死体のそばから逃げ去るのを目撃されたことから容疑者としてマークされていた秋男もマンションの屋上から転落死体となって発見された。警察は、父親殺しの自責の念から自殺したものと考えたが、翔子は父を殺した犯人が罪をなすりつけるために殺したものと確信した。そんなとき上司の高見助教授（内藤剛志）が、この事件は学長を頂点とする裏口入学がからんでいると学内の不正追及を開始した。翔子は高見に惹かれながら協力するが、やがて事態は意外な方向に展開、陰謀と野心が渦巻く中で翔子は殺人犯を突き止め復讐を果たすのだった・・・。