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警視庁の女性警視・連城真衣子（小川知子）や部下の荒木刑事（三浦浩一）らもよく知っている青山の骨董店オーナー・鳥居夏子（明日香尚）が湘南の別荘で殺された。被害者の妹で店長の冬美（黒田福美）、従業員の河合世津子（浅田美代子）らの証言によって税理士・岩田達人（草薙良一）が容疑者として浮かんだが岩田は行方をくらました。やがて夏子には一年前にひき逃げで殺された夫の遺産を含む十二億もの資産があることがわかり、疑惑は相続人の冬美に向けられた。

泣いて否定した冬美は、世津子が姉からクビを宣告されていたことを告げた。真衣子らが世津子をマークした矢先、世津子が岩田に襲われて殺されそうになった。世津子は関心があるのは芸術品だけだと訴えた。その直後岩田が殺された。真衣子は、二つの殺人がいずれも世津子が荒木刑事を呼び出した後に起こり荒木をアリバイの証人にしていることに疑惑を抱いた。