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女と愛とミステリー
名前:内田康夫サスペンス 釧路湿原殺人事件
投稿日:2012年09月02日 19:28:57 No.4568001
釧路湿原国立公園の管理官をしている友利恵一は、大学教授をしている和泉直人の娘の和泉郷子と結婚式を挙げる。仲人が友利や郷子の経歴を紹介している最中、和泉は冷めた表情で会場の外にそっと出て行った。結婚式の晩、釧路湿原で行方不明者が出たという知らせを聞いた友利は、郷子をホテルに残して先に釧路に帰り、丹頂鶴の保護活動をしている高橋鶴治と共に捜索隊の案内をする。行方不明になっているのは釧路総合開発の専務の多島隆夫で、釧路湿原駅の駅長をしている坂崎が多島らしい人物を目撃していた。釧路湿原で多島の撲殺死体が発見され、釧路総合開発社長のトヨウミと秘書室長の梅谷伸一、多島の妻のキエが遺体の確認を行う。事件の捜査を担当する釧路中央署の警部補の片岡は、北海道警捜査一課長の正木と共に友利の取調べを行った。妻の和泉麻子や郷子と共に釧路に向かった和泉は、友利が容疑者扱いを受けていることを知り、友利の評判を聞く為に観光振興協会の仲野好江を訪ねる。その晩、麻子と一緒に島田霧子が女将をしている駒形屋に行った和泉は、そこで友利の部下で管理事務所の主任をしている塩川宗祐に会う。ところが翌日、和泉の問掛けに対して友利は、前の晩は塩川と一緒に打合わせをしていたと嘘を付いた。梅谷の刺殺死体が釧路湿原で発見され、刑事達が友利のアリバイを確認する為に郷子を訪ねる。片岡達は梅谷が前の晩に寄ったスナックで働く桑田峰子に事情を聞いた後、重要参考人として友利を連行する。峰子の証言に疑問を持った和泉が峰子を訪ねた翌日、峰子の絞殺死体が釧路川に浮かんだ。
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