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女と愛とミステリー
名前:内田康夫サスペンス 湯布院殺人事件
投稿日:2012年09月02日 22:39:08 No.4587001
明和大学法学部教授の和泉直人(橋爪功)は、大学の理事長(佐原健二)に辞意を伝えた。文部事務次官の相羽勝司の個人秘書をしていた黒部が首吊り自殺し、その自殺が大学の裏取引きに関係していることを知ったからだった。和泉は馴染みの女将が経営している料亭で開かれた慰労会で、仲間の教授達から九州旅行を贈られ、妻の和泉麻子(いしだあゆみ)と共に大分に向かう。
旅行先でひょんなことから高梨雄一という子供と知り合い、雄一を湯布院の高梨庵という旅館に連れて行く羽目になる。雄一は戸籍謄本を持たされていて、それによると父親は高梨弘一、母親はみち子というらしい。高梨庵の当主の高梨竜太郎(鈴木瑞穂)は病床に臥していて、高梨弘一は竜太郎の亡くなった長男である。
高梨庵には竜太郎の弟の高梨政次郎(有川博)や竜太郎の長女の竹西夏美(高瀬春奈)、夏美の夫の竹西秀二(徳井優)、次女の馬場秋野(一谷真由美)、秋野の夫でルポライターをしている馬場亮介(内田健介)、三女の高梨春香(宮本真希)が集まっていて、和泉は執事の宇田川信之(犬塚弘)の案内で竜太郎に会う。黒部の首吊り死体を発見したのは、春香と春香の恋人の尾川義久だった。高梨家は遺産問題で揺れており、和泉は暫く高梨庵に滞在することになる。
秀二がお手伝いの上森愛子を通じて話があると和泉を呼び出した翌朝、秀二の撲殺死体が発見され、和泉は大分西署の山内に容疑者扱いされてしまった。高梨家の家政婦の大木桂子(服部妙子)が首吊り死体となって発見され、山内は大分地検の検事の谷口幸雄(萩原流行)と共に捜査を開始する。奇遇にも、谷口は和泉の教え子だった。雄一の母親の板坂みち子が高梨庵に姿を現した直後、宇田川が毒死しているのが発見された。
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