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火曜サスペンス劇場
名前:弁護士 高林鮎子 やまびこ6号・十和田湖に泣く女
投稿日:2012年11月03日 11:56:16 No.5513001
春まだ浅い残雪の奥入瀬渓流で、何者かの110番通報によって男の毒殺死体が発見された。 被害者は五木田茂哉(中西良太)。 弘前市のスーパーのガードマンで、かつては白バイ隊員だった男だった。
草鹿法律事務所では、草鹿所長(丹波哲郎)の何十回目かの誕生パーティーで盛り上がっていた。 そこへ近くのケーキ屋の奥さん三浦由紀(中田喜子)が訪ねてきた。 主人の三浦光明(江守徹)が、十和田湖で起きた殺人事件の参考人として、丸の内北署に連れて行かれたというのだ。 依頼を受けた鮎子(眞野あずさ)は、早速慎平(橋爪功)とともに署へおもむき、 担当の津軽東署の葛西部長刑事(でんでん)から事情を聞くが、ラチがあかない。
五木田の死亡推定時刻は、3月30日から31日とされているが、遺留品のホテルの領収書、 31日の朝五木田を乗せたというタクシーの運転手の証言もあって、31日に殺害されたというのが、捜査本部の見解だった。
三浦夫妻は、その両日は、由紀は29日から黒石市の実家で母を見舞い、30日の夕方には東京へ戻っているし、 31日には近所の奥さんたちと花見にでかけている。 光明は、31日午後2時には名古屋のホテルで行なわれた知人の結婚式に出席している。 二人とも五木田を殺害するのは不可能だ。
鮎子と慎平の調査で、次々に明るみに出る過去の驚くべき事実! 交通不便な十和田湖を舞台にしたアリバイトリックは、はたして解けるのか?
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