[5525] 画像タイトル:(無題)
邦画
名前:若さま侍捕物帖 お化粧蜘蛛
投稿日:2012年11月03日 15:46:12 No.5525001
異国情緒あふれる深川埋立地の歓楽街。 ここは廻船問屋と女郎屋の二股かけた唐津屋(山形勲)、越前屋(佐藤慶)の二人が支配する治外法権の暗黒街だ。 うっかり足を踏み入れた遠州屋小吉の朱房の十手も効果がないばかりか、 夜桜の辰(松方弘樹)らの愚連隊に吊し上げられ危いところを若さまに助けられる始末だ。 島帰りの三次は唐津屋に頼まれ、常盤津師匠・文字春の家へ侵入したが、 目当ての割符を入手出来ずに何者かに殺された。 若さま(大川橋蔵)のねぐらである船宿喜仙では娘のお糸(桜町弘子)が、帰らぬ若さまを待ち焦れていた。 ところが若さまは赤ン坊と門付けの姉妹(松島トモ子、小野恵子)というコブつきの御帰還だ。 三次の遺した赤ン坊の世話を頼む若さまだが、姉妹を見るお糸の心は複雑だ。 辰らにいたぶられている易者の三郎左を救った若さまは、その浪宅で娘・美音(佐久間良子)から意外なことを聞く。 三郎左は元与力で、深川埋立地での肥前屋殺しを探ろうとしてクビになったというのだ。 唐津屋は側用人・白石淡路守を抱き込んでいることを若さまに知られ、若さま暗殺を企んだが失敗する。 美音が借金のカタに遊女に出されることを聞いてかけつけた若さまは、辰から「俺の女だ」と凄まれた。 数日後、ついにこの魔境一掃の決め手を握った若さまは唐津屋、越前屋の本拠に乗り込み、 胸のすく様な江戸前の啖呵で事件の絵解きをするのだった。
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