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私立大学の理事長・永井（田口計）の秘書をつとめる立花和子（かたせ梨乃）は、校舎の屋上からの投身自殺を目撃。
自殺したのは、経済学部の助手である松井（安藤一夫）だった。
松井と親しかった和子はショックを受ける。
そして、その夜松井が生前に投函したと思われる手紙を和子は受け取る。
その手紙から、松井の死が自殺ではないと確信した和子は、松井を知る三好助教授（神田正輝）に相談。
三好は松井の死は不正入試に関わるものかもしれないと言う。
和子と三好の会話を、盗み聞いた記者の黒川（春田純一）は
その翌日、入試問題の横流しを苦に松井が自殺したと構内にビラをまいてしまう。
松井に毎月不審な送金があった事実を知った三好と和子は秘密裏に真相を追い、
ついに理事長の永井が裏口入学に関与している事実とその名簿リストを和子は見つける。
不正入試が暴かれるのも時間の問題だと三好と和子は喜ぶが……。